楽天Shop of the Monthのとり方、解説書

2024-07-16

はじめに

みなさん、こんにちは!

今回は”ECのプロ”であるIさんにインタビューさせていただきました。Iプロはこれまで多くのクライアントのEC事業を改善させ、なんと今年の二月には、クライアントの株式会社ジャパンギャルズさんが楽天Shop Of the Monthに輝いたそうです!

そんなIプロに、楽天市場で使える広告運用や顧客対応のノウハウについてお聞きしました。もちろん、楽天市場だけでなく、Amazon、Yahooショッピングなど、他のECプラットフォームでも使えるノウハウも満載です!

ぜひご覧ください!

ジャパンギャルズさん事業紹介

1992年に設立以降、美容品全般の企画・開発、化粧品の製造・販売を手掛ける。現在の主力商品はフェイスマスク、健康食品。
2020年にECに進出、独自ブランドを展開。2024年2月にコスメ・香水 ジャンル賞にて楽天Shop Of the Monthを受賞。
美を追求する全ての人々に、美容健康商品を通じて感動と喜びを提供し続けるべく、新しいアイディア、新しい価値を創り出すことを目指している。

Iプロの紹介

一部上場総合商社にて東南アジアへの化粧品原料の新規プロジェクトを担当。その後、事業会社にて楽天ショップの立ち上げを一人で担当、並行して自身でもEC事業の会社を起業。自社ではベビーブランドを取り扱うが、2022年から始めたコンサルタント業務では、食品、美容・化粧品2生活雑貨など他業界にわたるクライアントをもつ。
楽天での受賞歴多数。LP制作に特化しつつも幅広いECノウハウを活かして、ECのプロとして活躍中。

Iプロにインタビューしたこちらの記事もお読みください!

https://www.ecnopro.jp/times/pro-36-230714-ik

【特別解説】楽天Shop Of the Monthの取り方

─Iプロ、本日はよろしくお願いします。

Iプロ:

よろしくお願いします。

─早速ですが、楽天Shop Of the Month(以下”楽天SOM”)という賞があります。これは「楽天市場に出店する約57,000店の中からお客様の評価をもとに月のベストショップを選出する賞」です。
楽天SOMのすごさや受賞の難しさについて教えてください。

Iプロ:

まず賞の選定基準は非公開となっていますが、経験から言うと売上の伸びや顧客対応が基準になっていると思われます。その基準をもとに各ジャンルで3ショップずつ選出される。5万7000店舗あるなかで、ジャンルが20個ほどあり、受賞できるのは全体の0.2%のみとなります。

基準はありますが、基準を満たすショップの中から選りすぐりの3ショップに自分のショップが入るのは相当難しいですね。

上位の賞に”ショップ・オブ・ザ・イヤー”がありますが、これは年間を通じて3ショップのみが選出されるので、さらに難しいものになります。

─賞に選ばれるだけでも至難の技ですね。
では、ジャンルによって受賞店舗が選ばれる楽天SOMですが、ジャンルによって難易度の違いはありますか?

Iプロ:

やはり、出店数が多いジャンルでの受賞は難しいと思います。ショップが多ければ多いほど競争率が高くなっていくので、上位3ショップに食い込む難易度も変わっていきます。

とくに、”コスメ・香水”部門はとても出店数が多いですね。ですから、コスメ・香水のジャンルで担当した企業様が受賞できたのは、かなりすごいことだと考えています。

そして、ベビー用品を扱う私自身の会社でも、楽天SOMをいくつか受賞できているので、そこに対するノウハウはかなり再現性が高いと思います。

─受賞歴があるということですが、楽天SOMをとるにはどのような条件をクリアすればいいと思いますか?

Iプロ:

楽天SOMの受賞ショップは毎月変わることが普通ですので、売上の金額よりも売上の伸びが重視されていると思います。自分がプロとしてジョインした会社さんで、500万ほどの売上を2倍以上に伸ばしたときは受賞できました。

つまり、売上の下限がある程度あったうえで、飛躍的な伸びがあることが重要ですね。過去受賞した3社を見ると売上の下限は500万以上で、伸び率は2倍以上ありました。

売上の他にも、お客様に迅速な返信をすることができているかとか、レビューの評価、イベントへの参加度などを楽天側に見られているのかと思います。

【活躍の秘密】Iプロが成果を出せるのはなぜ?

─では、IプロはどのようにECサイトの支援に入るのですか?

Iプロ:

私がサポートさせていただくショップに対しては売上金額の伸びだけを見るのではなくて、最初にカスタマーサービス体制の充実からとりかかりますね。

具体的には、お客様への返信の速さ、返信内容、返品基準、そして配送で使用する倉庫の種類にいたるまで、社内担当に周知させることが重要だと思います。

─なるほど、お客様への還元につながる施策が重要ということですね。
本日は役に立つノウハウを教えていただきありがとうございました。

Iプロ:

ありがとうございました。

おわりに

みなさんいかがでしたでしょうか?
Iプロの実力と視野の広さが垣間見えたかと思います。

プロの体験談からわかるように、ECサイトの売上を伸ばすことはそう簡単なことではありません。解決策がわからず悩んでいる時に、豊富な経験と熱量を持ったプロが伴走してくれると非常に心強いですよね。

「ECのプロ」では、3000名のプロを活用することができ、ノウハウを共有してもらえます。NKプロの話を聞いてみたい方、「ECのプロ」に興味を持った方は、無料相談フォームからお気軽にお問い合わせください!

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